パイオニアLDCから1996年に発売されたスーパーファミコンのソフトです。
キャラクターデザインが漫画家のますびこと須藤真澄先生です。
猫が主人公の漫画等、猫を中心とした作品をたくさんものしてる人で、
実際このゲームにも猫が多数登場します。
容量は12Mビットですが、
そのうち4Mビットが台詞のために割いているという触れこみでした。
そのほか、シナリオは数々のゲームやアニメの脚本を手がけた黒田洋介氏、
BGMが「ミスティックアーク」「ワンダープロジェクト」シリーズ等を手がけた森彰彦氏であることも特筆すべきことです。
育成シミュレーションRPGと言うべきでしょか。
ゲームにはRPGモードと育成モードというモードが存在し、
通常の見下ろし型RPGに加えて、育成モードでは主人公たちの能力を育てる、ということをします。
上の図のように、一週間に育成モードとRPGモードとを交互にこなすことでゲームが進みます。
育成モードは文字通り、主人公たちを育成するところです。
主人公たちの強さが決まるのはもちろんなのですが、この育成した結果により、
話が分岐したりパーティに入る仲間が変わってきたりします。
ごきんじょを深く楽しむには非常に重要です。
RPGモードはごきんじょに繰り出して冒険をするパートです。
敵と戦うこともありますが、原則ここではレベルアップなどの成長はしません。
全ては育成モードでの成長のさせ方にかかっているわけです。
本ゲームでの大きな特徴の一つが説得システムです。
これは敵との戦闘時に敵を説得して戦闘を避けるというもので、
場合によってはアイテムまでくれることもあります。
当然説得が効かない相手もいますが、無駄な戦闘をある程度避けることができます。
説得のしやすさは、主人公のステータスに依存しており、十分成長させるほど成功しやすいということになります。