~食べ物の恨みは恐ろしいのだ! ってそのままだ
遥か昔、長い間平和が続いていた国があった。
しかしこの国には、いつしか魔物が住むようになった。
人々は魔物におびえながらも、適当にすごしていた。
その人々の態度に我慢がならない一人の男がいた。
ある日男は昼食のカップラーメンを食べようと、お湯を入れて3分待っていた。
しかしちょっと席をはずした隙に、魔物にカップラーメンを奪われてしまった。
「絶対ラーメンを取り戻してやる!」
こうして男の孤独な戦いが始まった。
(添付READMEより要約)
というわけで、よくあるRPGなのですよ。
ドラクエっぽいシステムですけんど。
でも、基本的に、コンティニューができないんですよね。
体力が0になったら有無を言わさずゲームオーバー。
「ふっかつのじゅもん」などというハイカラな機能はありません。
ましてやセーブ・ロード機能という軟弱な機能はありません。
まぁこのゲーム、文化祭の出し物に作られたもので、お客さんの回転を良くするための工夫だと思うんですが。
ゲーム内容は、王道ではあるのですが、お笑い要素あり、シリアスな場面もちょこっとあり、なものです。
現在RPGツクールで作ったお笑いゲームがたくさんありますが、その先駆けではないかと思ってます。
ちょっと見習いたいなぁと。
町の構造が意味不明、すんでる人も意味不明なことしか言わない意味不明な町やら。
(行く必要はないのですが)
あるアイテムを持っていないと絶対に倒せないという敵やら。
(逃げればいいんですが)
時々スクロールが移動に追いつかなくって壁にめり込みそうになるやら。
(町の人はよくはまってましたが)
あとまあ、内輪ネタやら。
(さすがにわかんないけど)
不条理なところは多いですが、ゲームとしてはよくまとまっていると思います。
個人的に、ウィンドウの枠がWindows3.1風なのがものすごくツボです。
ある手順を踏めば、最強かつものすごく高価な防具を買うことができます。
それを使えばほぼ無敵になったりします。たとえラスボスでも。
とにかく、おもろいのです。大ファンです。
なんや、某プレス手で名作だといわれてるゲームよりもはるかにおもろいやないですか。
チョーおすすめなんですけどー。
ただ、動くのがPC98x1でしかないだけです。
どうかなー、これ。
ぜひ、ツクールに移植して公開したいんだけどなー。できたら。
たぶんものすごく困難でしょうが。
「こっこ」というアイテムが登場します。
最初はこれ、なんだかわかんなかったんだけど、ネットを探したらわかりました。
静岡名物なのね。
あぁおいしかった。こっこは満足した。
ご馳走様でした。