~そいや電撃イライラ棒ってあったね
…。
あのね。
あのね。
あなたは私をイライラさせたいのですか?
あなたは私をイライラさせたいのですか?
大事なことなので2回言いましたが何か?
メーカーがアレでナニなので批判してるわけ、じゃないんですよ。
ともかくこれは最初から最後までイライラしっぱなしなのでした。
っていうか途中で投げ出してしまったわけですが。
これはできない、と。
これは自分には無理だ、と。
ある村に住む影の薄い主人公の少年に、なぜか魔王がとりついてしまった。
魔王の力を取り戻すため、変わった仲間とともに冒険に旅立つ。
といった、今までにない設定なので、ちょっと注目してたんですよ。
ちょっとね。うん。ちょっとね。
で。
蓋を開けてみたら、アレだったのですよ。
プレーヤーに経験値ではなく、ストレスをためさせるゲームだったと。
「いや違う! 決して違う!! これはそんなひどいゲームなんかじゃない!!」
とおっしゃりたい方もたくさんおられるかと思いますがね。
私個人としては残念ながら、こういう評価になるわけですよ。
何が気に入らないのかというと。
まず、フィールド。
PS2なんで、何もかもが3Dで表現されてます。
ファミコンやスーパーファミコンが黄金期だった私にとってはちーとばかし苦痛です。
でも同時に「こんなものか」とも思うわけです。
いまさらすべてのゲームをファミコン時代に戻せ、というのは暴論です。
アクションゲームならまだしも、普通のRPGでこれをやられると、
よほどうまいつくりにしないとダメだとは思ってます。
そして、敵とのエンカウント。
このゲームは、「一応」シンボルエンカウントです。
歩いてると敵のシンボルが現れて、それに触ると先頭に突入という仕組みです。
この敵が、非常にイライラするんです。
この敵、常に自機を追い掛け回すんですよ。
それだけならまだいいんだけど、ハードの性能面のこともあってか、
いきなり目と鼻の先に現れて有無を言わさず戦闘にされるんですよ。
「目と鼻の先」は比喩ではなくって、本当に唐突に前に現れるんです。
敵から逃げ回っていると、敵の速さが早くなったり、上のような突然現れたりが多くなるような。
シンボルエンカウント、意味なくない?
さらに、さらに。
自分のレベルが相当上がって、最初にいたときの敵なんざ指先一つでダウンさー、ってくらいになってた時。
最初と同じように自機に向かってきたらどう思います?
うざいよね。
せめて、MOTHER2のように、レベルが十分上がったら敵が逃げるとか、
そういう配慮くらいはしてもらいたかったです。
逃げるのは無理としても、動きが緩慢になって避けやすくなるとか、それだけでもいいです。
このゲームには、敵を一定時間遠ざける(戦闘にさせない)呪文とかいうのがありません。
ダンジョンに入ったら事はもっと悲惨で。
3Dマップで見づらいダンジョンな上に、敵のエンカウントですから。
イライライライライライラ。
その他にも、イライラする要素として。
移動魔法(ドラクエのルーラのようなの)に相当する、ワープする仕組みがあるんですが。
これも使える個所が限られているし、余計イライラするんです。
ということで戦闘システム一つでくそゲー扱いです。私の中では。
文句は受け付けません。あまり。