1995年に、エポック社から発売されました、スーパーファミコン4作目のゲームです。
これまでの探索パートをほとんど廃し、一本道のアクションになりました。
また、おそらくドラゲーム唯一だと思うんですが、二人同時プレーが可能です。
ただし二人同時プレーになると足の引っ張り合いにしかならず、難易度は跳ね上がります。
ライフが二人共用なので、一人が無傷でももう一人がダメージをたくさん食らうとワンミスです。
つまり二人プレーになるとダメージを受ける確率も2倍ということになります。
ほとんど意味がないので、最初は一人のほうがいいでしょう。
今回もパスワードコンティニューですが、パスワードが秘密道具の名前になっていて、
無秩序な文字列よりかは覚えやすくなっています。
その代わり残機などの情報はすっぽり抜けることになりますが、
残機は結構簡単に増やせるのであまり問題じゃないです。
ステージ中のアイテム「ふりだしにもどる」を取ると、
それ以降で残機を失っても、ステージ最初に戻らず、その地点からスタートとなります。
そう、ここでようやく、中間地点が実装されたのです。
でもアイテムを取らないと発動せず、自動では設定されないので、
少し、というか、かなり後ろ向きな実装のようにも解釈できます。
難易度は、一人プレーしているうちは、簡単なほうだと思います。
途中のボス戦は、安置さえ見つけてしまえば、雑魚以下となります。
かえって雑魚が強いんです。このゲーム。
同じ敵キャラクターでも、一撃で倒せるものと、何発も当てないと倒せないものとあり、
その見分けが一切つかないのです。これはやりづらい。
アクション面ならともかく、非常に早い強制スクロールする面では、
この違いが如実に現れることになります。ストレスです。
(強制スクロール面は本当に早いです。普通のシューティングなら高速スクロール並みになるかも)
難易度を「かんたん」にすると、ほとんどの敵が一撃で倒せるようになるので、
ある意味解消はされるんですが、今度は一気にヌルゲーに化すんですよね。
とても中途半端なバランスです。
プレーヤーキャラにドラミを選択すると、ステージのあちこちにドラミブロックが現れ、
穴に落ちるようなところでも助かるようになります。
ドラミを選んでしまっても、ヌルゲーと化します。
ゲーム慣れしてないのならともかく、いい大人が使う物ではないので、ドラミ使用禁止がお勧め。
実際のところは、女の子がプレーすることを想定してるんだと思います。
女の子はあまりゲームにこなれてないから、こういう難易度の低いキャラクターを作れば、
やってくれるんじゃなかろうかという、メーカー側のおせっかい、なんじゃなかろうかと。
このゲームも3同様、ゲーム書き換えシステムで配信されたものです。
1000円でしたが、この値段もかなり魅力的でした。
やっぱり高かったんですよ。
4部作のラストを飾るにはちょっと寂しい内容かな。
[2022/12/14追記]
レビューとは関係ないですが、各ステージのパスワードを調べましたので紹介します。
誰かやってると思ってたんですが、案外誰もやってないぽいですね…
各パスワードを入力すると、そのステージの開始直前の状態で始まります。
下のボタンを押すとパスワードが表示されます。
ステージ | パスワード |
---|---|
ステージ1 ディアナの島 | |
1 | (なし) |
2 | へりかめら |
3 | よかんむし |
4 | そくせきいわのもと |
5 | かくれまんと |
6 | かいすいのもと |
7 | ふえるみらあ |
8(ボス) | けんかましん |
ステージ2 月面 | |
1 | ほしとりあみ |
2 | くろうみそ |
3 | せいしえいせい |
4 | てれてれほん |
5 | たいむふしあな |
6 | ようろうおつまみ |
7 | えすえるえんとつ |
8(ボス) | うつつまくら |
ステージ3 月の王国 | |
1 | きりとりないふ |
2 | ゆめふうりん |
3 | さんりんひこうき |
4 | かちんかちんらいと |
5 | さかさかめら |
6 | さいなんくんれんき |
7 | ねんろくまいく |
8(ボス) | やめられん |
ステージ4 セントラルタワー | |
1 | ゆめかんとくいす |
2 | きかいかき |
3 | さかゆめん |
4 | にくめないん |
5 | おもいきりはさみ |
6 | こころふきこみまいく |
7(ボス) | うまたけ |
8 | しあわせほけんき |
9(ボス) | つよいいし |