これが、結構な残念ゲームなのですよorz
あ、サブタイトルから「のび太」がなくなりましたね。
桃太郎や浦島太郎たちが捕まり、メルヘンの世界が大変なことに、という内容だったはずです。
絵本入り込み靴と着せ替えカメラで、絵本の世界に旅立つドラちゃんたちです。
これ、ゲームシステムが残念なのです。
1、今までは残機制+ライフ制だったのに、今回はライフがなくなり、残機制のみ。
残機は結構すぐたまるんですが、それに比例してバタバタ残機が倒れていくという
かなり厳しい難易度となってます。
鬼戦艦面などは「自機がゴミのようだ!」と叫びたくなりますorz
2、頼りの残機は、鈴を100個取ると現れるミニドラえもんを取ることで増えます。
ここで重要なのは、「鈴を100個取ると残機アップ」ではなく、
「鈴を100取ると現れるミニドラえもんを取ると残機アップ」なのです。
つまりミニドラえもんを取り損ねると、残機が上がらないのです。
「そんなバカなことはしない」と思われるかもしれないんですが、
せっかく現れたミニドラえもんが画面外に飛んでくことがままあり、やるせなくなります。
下に床がない所なんかがそうです。
3、画面のスクロールが酷すぎる。
背景が自機の動きに現れてびゅんびゅん動き、非常に見づらいです。自機が。
4、前作と違い、敵キャラクターや背景などはアニメ調に統一されました。
ただ自機はプリレンダリングのままで、自機だけめちゃくちゃ浮いてる感じがします。
5、ラスボス戦では、PS2を使用すると、敵の攻撃やキャラクターが
一切表示されないという不具合があります。
当り判定はしっかり残っているので、何もわからないまま自機がバタバタ倒れていくという
非常に理不尽ゲームになりますorz
PS1ではちゃんと表示されるので、ご面倒でもPS1本体を用意してください。
■追記2016/12/10
PS3にもPS1のゲームをプレーできる機能がありますが、これを使ってもNGだそうです。
非常に高難易度なゲームで、自力ではクリアできてません。
前回も書きましたが。
なおBGMが、ごきんじょ冒険隊やミスティックアークなどもてがけた、森彰彦氏です。これだけでも買いです。
■追記2016/12/10
クリアしました。
お世辞にもいいとは言えない操作性、ぶんぶん動く背景、いやらしい敵配置、ひどい処理落ち、
そして問答無用の一撃死に悩まされながらも、
森さんのBGMに心を支えられながら、なんとかゲームオーバーにはならずにクリアできました。
くそげーは音楽はいいとは言いますが、もしかしたらこれもそれに属するのかもしれないです。
一番むつかしいステージは鬼戦艦ステージでしょうね。
戦艦からの雨あられの砲撃もさることながら、大量に現れる雑魚も処理しなくちゃいけないという酷なステージです。
これまでやってきたドラえもんゲームの中でも屈指の難易度を誇るステージになりました。
最初やったときは10機以上あった残機があっという間になくなりましたorz
BGMが専用BGMで、これが非常に燃える展開の激しい曲なので、心が折れることはなかったです。かろうじて(^^;
ついで難しいのはラスボス面。
浦島太郎や桃太郎たちを一人ずつ救出していくステージなのですが、ラスボスの攻撃がいやらしいです。
上から雑魚敵や鉄球(破壊不能)を降らせてくるのに何度泣かされたか。
その次は、ジャックと豆の木の主人公になったスネ夫のステージ、巨人の家から戻るときです。
強制スクロールで、なおかつあまりよくない操作性で、まったく先の足場が見えない状態でギリジャンせねばならず、
覚えゲーっぽくなったのが残念です。
ジャンプしようとしてもできないという疑惑判定の足場もありますorz
以上を勘案してのおすすめ度はこんな感じ。
限りなく☆1個なんだけど、森さんのBGMってだけで2個にしました(^^;