ROOTWEB企画ドラえもんゲーム列伝

ドラえもんのクイズボーイ2

タイトルからわかりますが、「ドラえもんのクイズボーイ」の続編的ポジションです。
今回は2112年ではなく、現代でドラちゃんが思いつきで始めたクイズ大会に参加するという方式になってます。
まあストーリーはそんな重要でもないんですが。

問題の内容は、前作と同様、教科書の内容と、ドラえもんに関係するもの。
2002年とあって、だいぶ最近ということもあって、インターネットの知識なんてのも登場するらしいです(未確認)

プレーヤーは、名前と性別、難易度を入力して、それに相応するクイズ問題を解いていくことになります。
性別で一部、問題内容がかわるらしいです(未確認)

クイズのルールは、前作でもあった、アップダウンクイズ、タイムトライクイズ、パネルアタッククイズと、 今回ビンゴクイズというものが登場しました。
ビンゴクイズは5x5のマス目の場所をランダムに指定して、問題に正解するとそのマス目が獲得でき、 縦横斜めに自分のマス目が揃えば勝ちというものです。

難易度ふつうだと、ジャイアン、スネちゃま、しずか、出木杉とこれらのルールでそれぞれ対戦していき、 ラスボスのドラえもんに勝てばクリアと言うことになります。
前作はタイムトライクイズでだいぶ辛酸をなめたのですが、今回も健在で、出木杉とドラえもんはかなり苦戦してしまいました。

難易度をむずかしい、にすると、ドラちゃん撃破後に真のラスボスが登場します。
ただでさえキツいタイムトライクイズが極悪ともいうべきものになります。
クイズという名の運ゲーに変わりました(^^;

難易度むずかしい、だと、「それ早押しでやる?」という問題が多くなってきます。
特に比の計算が目立ちました。
x+y=25 かつ、x:y=2:3 の時xはいくつ? というような調子です。
冷静になればわかるんですが、即答しなければならない問題なのか、ちょっと疑問です。
比に分数を使われた時は、ちょっと泣きそうになりました。
(3:4と同じ比率のものはどれ? 1/3:1 1/7 …という問題)

またパネルアタッククイズで、問題の設定ミスと思われることもありました。
ジャンル「その他」なのに、算数の問題が出題されました。

前作から、クイズのルールが増えて、楽しくなったことは楽しくなったんですが、 一方で「解答させる気はあるのか?」という問題も健在でした。

各キャラクターのドットパターンも多く作り込まれ、画面全体も派手になった印象です。
見づらさも感じさせず、改良点も多い気がします。

お勧め度:☆☆

ちなみにこのゲーム、現在はレアらしく、駿河屋で5桁円になってました。
ショッピングサイトによっては6桁円というのもありました。
そんなに!?