2000年に、エポック社から発売されました、Nintendo64の3作目。
のび太の住んでいる町が、突如地球に飛来してきた惑星探査装置により、
町ごと他の星に連れ去られるといういささかショッキングなオープニングです。
CMも多くぶたれたようですが私は見てません。
こちらがですね、かなりの良作となっております。
ドラえもんゲーム恒例の秘密道具ばら撒き…ではなく、
スライムにより使用不能となってしまったものをひとつずつ開放していく仕組みになってます。
今までのゲームとは自由度が全く違いますが、ゲームバランスが全く崩壊せず、お見事。
謎解きも多少ありますが、ミチビキエンゼルが口うるさくアドバイスしてくるので、
本格的に謎解きをしたい、というのには物足りなくうっとおしく感じるかもしれません。
ステージは箱庭タイプなのですが、いわゆるカメラ操作がかなり洗練されておりまして、
キャラクター後部から追いかけるタイプに加え、方向を固定するタイプができました。
これがすこぶる見やすくて好きです。
アクション苦手、という方でもかなり遊びやすいです。
ステージ中には、アイテムの入った宝箱があり、開けるには鍵を拾う必要があります。
でもこの鍵、ゲームが進むに連れ、ある道具を入手すると、全く不要になるので、
必死になって鍵を探す必要性は皆無です。
2と異なり、ライフ回復アイテムがたくさん入手できます。
なので体力の低いキャラクターでも、アイテムさえたくさんあれば長く使えるので、
体力の高い、低いのキャラクター差がほぼ意味がなくなってます。
アイテム使用禁止縛りとか入れないと面白くないかも。
私はこのゲームはべた褒めします。
643部作の仲で唯一、スタッフロールがあります。他のはどこいったんだろう。