同名の劇場版のゲーム化。
大魔境といえば、その昔ハドソン版ドラえもんでもモチーフにされたのだが、
これはそのリメイクになります(嘘
3Dアクション。
そう、あの宇宙英雄記の流れをくんでいます。
というかこちらが年代的には先でした。
このときも不満プンプンだったんですが、こちらでもその不満がそのまま出ています。
あの時はジャイアンでしたが、今回のスーパー手袋担当は静香でした。
ただ今回はストーリー途中で秘密道具が一部使用不能になるため、
スーパー手袋のアクションはメインではないです。そこは助かりました。
ストーリー自体はよく知られた物ですが、それでも、
自分がおとりになろうと別れるペコを追いかける場面などの名シーンはよく押さえてあると思います。
実はエンディングの後も少しだけストーリーが続きます。
先取り約束機の関係で、タイムマシンで過去に戻って過去の自分たちを助けます。
この演出はとても良かったと思います。ちょっとやられた感がありました。
ただ…
王国が平和になってからもさらにステージが続きます。
「でも何かやることが残ってたっけ?」と不思議になってました。
まず一つ目、静香がひらりマントをなくしたというので探しに行きます。
そんなの劇場版でなかったですが、まあ、いいです。そこは。
原作無視で作られるゲームなんてごまんとあるし、それをツッコむのは野暮ってもんです。
次、スネ夫がお宝を探したいといいだし、宝探し機で探すことに。
…えっ、何してるの?
ほどなくして金銀財宝の宝が見つかるんですが…あれ? オチなし?
(こういう展開はほぼ間違いなくオチがあるとたたき込まれてるんで、かなりの肩すかし)
次、ハリネズミに驚いたドラちゃんを追いかけたり、
タイムマシンのところに戻るために崖を登ったり…というステージが続きます。
このステージいります?
ストーリーとしてはバウワンコ王国に平和が戻ったというので終わり。
じゃゲーム終了できなかったのかなぁ。
最後の数ステージ、あってもなくてもよくない?
という蛇足感が出てきて、モヤモヤしたまま終わってしまうのでした。
ミニゲーム、ジャイロ操作オンリーなのがあってちょい辛かったです。
最後の蛇足感がなければ☆4でした。